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ブランドイメージを左右する!自分のブランドに合ったフォントの選び方

「なんとなく、このフォントかわいい。」
「人気だから、このフォントにしてみよう。」
「なんでも良いし、とりあえず目に留まったフォントを使おう」

こんなふうにフォント選びは、つい感覚だけで決めてしまいがちです。

でも実は、ブランドカラーと同じくらい、
ブランドの印象を左右するのがフォント。

街中で見かける広告、SNSやHPの雰囲気、思わず手に取るパッケージ。
同じ言葉が書かれていても、フォントが変わるだけで、

「上品」
「勢いがある」
「親しみやすい」
「信頼できそう」
「高級感がある」

そんな受け取る側の印象は大きく変わり、見る人の「行動」へつながります。

反対にブランドに合わないフォントや、
ターゲットにそぐわないフォントを選んでしまうと、
たとえ内容がよくても

「雰囲気が自分と合わない」
「自分に関係ないと思って読まれずに飛ばされてしまう」
「来て欲しい層と違う層が集まって、違和感に繋がる」

というもったいない状態になってしまうことも。

カラーと同じように、文字による印象も
ブランドを作る上で大切にしなくてはいけないポイントです。

今回は、自分に合ったフォントの選び方について詳しくお伝えしていきます。

目次

フォントは「文字」ではなく、「言葉の温度や声」として見る

ブランドづくりは、ひとつの人格を育てていくことに少し似ています。

どんな価値観を持ち、どんな雰囲気で、どんな人として覚えてもらいたいのか。
それらを一つひとつのデザインで表現していきます。

たとえば、

ブランドカラーが「服装」だとすると、
フォントは「声」や「話し方」「言葉の温度」のようなもの。

私たちは文字を読むとき、無意識に頭の中でその言葉を”再生”しています。

やさしく語りかけるような声なのか。
凛とした落ち着きのある声なのか。
親しみやすく、明るい声なのか。

同じ言葉でも、どんなトーンで、どんな速さで、どんな温度感で再生されるかによって、
受け取る印象は大きく変わります。

だからこそフォントを選ぶときは、
「どんな印象に見えるか」だけでなく、

“このブランドなら、どんな声で話すだろう?”

と想像してみることが大切です。

フォント選びとは、
「おしゃれな文字を選ぶこと」ではなく、
ブランドの想いを、最も自然に伝えられる表現を選ぶこと。

本質と表現が一致したとき、
ブランド全体に、自然と統一感が生まれていきます。

次からは具体的なフォントの種類と印象について解説していきます!

ブランドに合わせたフォントの選び方

フォントにはさまざまな種類がありますが、
大切なのは「人気だから」「おしゃれだから」ではなく、ブランドコンセプトと合っているかどうかです。

ここでは代表的なフォントの特徴をご紹介します。

①明朝体・セリフ体

明朝体(日本書体)やセリフ体(欧文書体)は、文字の端にある「ウロコ(止めや払いの装飾)」や、縦横の線の太さにコントラストがあるという共通点を持つ書体です。手書き文字の名残りがあり、線の強弱があることから、繊細で美しい印象を与えます。文字全体に余白感を感じさせるため、可読性が高いフォントでもあります。

新聞や書籍では明朝体(セリフ体)が一般的に使われます

明朝体・セリフ体の印象

上品 /高級感 /女性らしい/ 信頼感/ 丁寧/落ち着き/ 伝統/和

よく使われる業種・サービス

美容業界、金融、出版、法律関連、士業、和ブランド、高価格帯サービス

② ゴシック体・サンセリフ体

ゴシック体(日本書体)やサンセリフ体(欧文書体)は、線の太さがほぼ均一で、端の飾り(ウロコやセリフ)がないシンプルな書体です。クセがなく、モダンで力強い印象もあり、小さくても文字がつぶれにくいため、遠くから見たり、移動しながらでも瞬時に文字を認識できる視認性に優れています。

広告、看板、ポスターなどに使われることが多いです

ゴシック体・サンセリフ体の印象

シンプル/誠実/ナチュラル/ モダン/親しみやすい/信頼感/力強さ/カジュアル/安定感/

よく使われる業種・サービス

IT系、システム業、製造、技術、不動産、アパレル、美容、飲食、小売

③ 筆記体(スクリプト体)・手書き風フォント

筆記体(スクリプト体)や手書き風フォントは、文字を滑らかに書いた時の流れや線の情弱、インクの濃淡、歪みなどをそのまま残した書体です。機械的に作られたものよりも、人間味が現れるようなラフな質感が特徴的。
見出しの飾りとして使用したり、ロゴデザイン やカード、ブランドのパッケージなどに広く用いられます。

筆記体・手書き風フォントの印象

優雅さ/カジュアルさ/親しみやすさ/温かさ/洗練/モダン/抜け感

よく使われる業種・サービス

結婚式の招待状/海外ブランドのロゴ/コスメのパッケージ/カフェ・飲食店/教育・児童関連

ただし、筆記体や手書き文字は使いすぎると読みにくくなるため、見出しやアクセントとして取り入れるのがおすすめです。

種類だけじゃない!フォントを選ぶ上で大切なポイント

フォントの印象は、種類だけで決まるわけではありません。

同じゴシック体でも、太さや文字間隔が変わるだけで雰囲気は大きく変わります。
種類と同時に意識したいポイントをご紹介します。

① 文字の太さ

同じフォントでも、太さが違うだけで受ける印象は大きく変わります。

たとえばゴシック体の場合、
太いものは力強く、インパクトがあるのに対し、
細いものはモダンで洗練された印象になります。

セリフ体でも同じ「高級感」という印象がありながらも
太いものは、クラシカルで格調高い、重厚な印象になるのに対し、
細いものは、繊細で軽やか、モダンな印象になります。

フォントを選ぶ時はどの太さを採用するかまで検討すると、
よりブランドコンセプトとの親和性を感じるものになります。

②サイズや余白

フォントそのものだけでなく、

  • 文字サイズ
  • 行間
  • 字間(文字同士の間隔)

によっても印象は変わります。

例えば、
文字と文字の間が狭いもの、行間が狭いものは、「窮屈」「情報量が多い」「力強い」という印象に。
反対に余白がしっかりとあるものは、「上品」「落ち着き」「高級感」という印象になります。

ラグジュアリーブランドやホテル業界では、ゆったりとした余白を活かしたデザインが多く見られます。
一方で、セール広告やイベント告知では、文字を大きく配置し、情報を瞬時に伝えるレイアウトがよく使われます。

これはどちらが良い・悪いということではなく、使用目的や与えたい印象によって調整すると効果的です。


③フォントの組み合わせ

ブランドでは、見出しと本文で異なるフォントを使うこともあります。

例えば美容サロンなら、
見出し(メインフォント)に明朝体を使い世界観を演出し、
本文(サブフォント)はゴシック体で読みやすくする。

など、異なるフォントを組み合わせることにより、高級感と親しみやすさを両立した印象を与えることができます。

筆記体だけ、
明朝体だけ、
ゴシック体だけ…
とすべてを同じフォントで統一する必要はありません。

①一番伝えたいメッセージ・受け取ってもらいたい印象に合わせたフォント
②次に感じて欲しい印象に合わせたフォント、バランスを整えるためのフォント
③ユーザーの視認性と可読性のバランス

このようにコンセプト設計の中で出てきたキーワードの優先順位と、ユーザー視点の配慮を組み合わせ、
“世界観”と”読みやすさ”のバランスを考えることが大切です

自分の目的に沿ったフォントを選べるようになろう

フォント選びは、「このフォントがおしゃれだから」ではなく、
ブランドコンセプトを、どう伝えたいか。
その視点から考えることが何より大切です。

ブランドカラー、写真、レイアウト、そしてフォント。

すべてが同じ方向を向いたとき、ブランドは人格を帯び、
姿の見えない相手にも一貫したパーソナリティがより伝わりやすくなります。

フォントは、そのブランドらしさを伝える大切な”声”のひとつ。
ぜひ、自分のブランドは「どんな声で、どんな温度で語りかけるだろう?」と想像しながら選んでみてください。

一人で考えるのが難しいと感じた方は、プロと一緒に整理していくのもおすすめ

ブランドカラーに続いて、フォントの決め方についてまとめてきましたが、フォントの種類をたくさん把握しているわけではないし、具体的にどのフォントが自分に合っているのか、見つけられないという方も多いと思います。
そんな時はプロに頼むのがおすすめです。

この記事でお伝えした

①フォントの種類
②太さや大きさの検証
③余白感の検証
④組み合わせの検証

これらを全てまとめて提案してもらえるので、悩む時間が削減でき、投稿に迷わなくなります。
一人で悩んで決めきれないという方は、ぜひ相談してみてくださいね。

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